40代こどおばブログ

健康になりたい

桜花浪漫堂 人間失格の感想(後編)

笹ちゃんが出てるからてのもあるけど、私人間失格は本も持ってるし、昔の日本文学は読むので興味あった(江戸川乱歩と、芥川龍之介が好き)

太宰治は芥川の影響受けてたし、繊細ゆえの破滅的行動とか似てる 芥川は晩年キリスト教に救いを求め、太宰いや葉蔵は女だったのかなあ

何より人間失格はロマンスの相手が華やかな美女ではなく、生活に疲れていたり、しみったれている女てとこが、リアルなんよ

劇中にはないけど、最初に関係持つ女給と心中する前、2人で一日過ごすシーンがあり、

女が「今までで1番楽しい日だった」て台詞があり、それが何て哀しい台詞なんだろうと涙ぐみそうになります

話逸れた アフトで俳優さんらも葉蔵さんの気持ちわかると仰せで、私もシチュエーションは大分違うも、人と接していて、あ、私はどうせ利用されてるだけかも、蔑ろにされるかも、て心閉ざす瞬間があります 大なり小なり皆感じてますよね

それをやりすごすなり、さりげなく距離をおくなり、うまく対処するなり、もはや気づかないのかは人それぞれ何でしょうが

私は、自分のことを本当に思ってくれる他人て、親くらいで、ほぼいないと思ってます 

中には親でもひどいのがいるので、いないものかと

だからこそ、他人に依存したり承認を求めるのは危険だし、自分の信じたようにするしかない、自立しているしかないのかなって 難しいことですけどね アフトでも仰ってましたけど

演劇など夢中になれるものに没頭したりと解決策にも大いに共感

あとはね、葉蔵の「死ぬのはいいが痛いのは嫌だ」て台詞、大いに共感

普遍的な感情を繊細かつ自意識過剰な人間が昇華させた悲劇、そう捉えました

書きたいことが5倍くらいありすぎて結局まとまらなかったけど、素晴らしかった

笹ちゃん、皆様、お疲れ様でした‼️

首のマッサージ行ってくださいね〜(^。^)